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k-masui.comのブログ記事

上映会に思う事

2019.09.20  [No Comments]

本日9月20日はアイドル映画祭イベント上映2の
最終日です。
手塚眞監督の38年前の作品『MOMENT』と15年前の作品
『撮影ヤクザ』を上映します!
手塚眞監督と今関あきよし監督(MOMENT撮影)
も来場してくださるので当時のお話が聞けたらと思います!

このお昼にやるLOFT9 渋谷のワンコインシアターは
営業しているカフェを半分仕切ってコーヒーや軽食を食べながら
映画を観るお気楽な上映会です。
他の客が大声で喋っていると邪魔な時もあるので
静かな映画にはちょいと不向きな部分もあります。
普段のプログラムは自主映画をやっている事が多くて
今回のは模索している中の
特別なプログラムでした。

連日けっこうお客さんが少なく
正直あぁ良い映画なのにもったいないなぁと思っておりますが
アイドル映画祭のプレイベント上映にしてしまった為に
わかりずらい、、宣伝不足(映画祭コンペ上映作品発表と重なった)
とお叱りの声も頂いております。

自主映画上映の時は関係者が動くので4日間同じ作品を
上映するのですが、客入りはまぁ入るそうです。
池袋シネマ・ロサのレイトショーも1週間−2週間やるのに
けっこうお客さんが入っている様ですが
やはり関係者や知り合いで動員されてる感じはあります。
こうなると単純に興行する側としては多くの出演者が
いる作品の方が動員しやすいとか
そんな感じの方向にいってしまいそうな気がします。

LOFT9さんとしてはあまり知られていない
良い作品を紹介できる場を提供したいと言う意識もあるので
あんまり不入りだとその趣旨を貫くのが難しくなるので
今回は本当に申し訳ないなぁと言う気持ちがあります。

自分の様に昔からの自主映画上映をやっていると
映画の入場料金については色々葛藤がありました。
当時の自主映画製作はほぼノーギャラが普通でしたので
ギャラを払って無い映画で入場料金を取るのは如何なものか
と言う考えから自分が主催興行の時は入場無料を貫きました。
ムービーメイト100パーセントさんが葉っぱ2枚で入れる
上映会をやっていたので『Pretty』は葉っぱ3枚の入場料金
(落ち葉に限る)でやっていました。
落ち葉の少ない季節など会場近くの葉っぱをむしって来る方が
多かったので植物さんには迷惑な部分はありました。

東西ギャグ映画合戦の時は
入り口で寝ている番人を面白いギャグで起こせたら
入場できるとかやっておりました。
難しいのは無料にすると、無料の価値しか無い映画と
思われてしまう部分もあったところです。
それと上映会をやればやるほど貧乏になっていくので
次回作を作るのがどんどん遅れていくと言うのが
実情でした。

今回も来場してくださってる監督の皆さんに
特に謝礼も出せて無いのも心苦しいし。。

入場料や興行形態に関してはまだまだ色々模索するしか
無いかと還暦近くにしてまだ悩み多きところです・

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