知ってる方は今更なにを言っているのだ！！
とお怒りになると思うのですが、ロイ・アンダーソン監督作品を初めて観ました。

特に目的の作品がない時はレンタルビデオ屋さんの棚をゆっくり見て回り、なんとなくひっかかった作品を観てみるのですが
今回は『愛おしき隣人』になんかおもしろそうやと、ひっかかりました、さて特に大きな期待もなく観始めたのですが
いきなりオープニングからはまってしまいました。
詳しい事はネタばれになるので、書きませんが、その後も次々と展開される映像と演出にはまりまくりました。

現在年末脱稿に向けて『ロリさつ』と言うシナリオを書いているのですが、内容が結構エグイのでコメディとして描くかシリアスに描くか
根本的な部分で悩んでいたのですが、この映画の影響でコメディとして書き上げてしまいそうです。
あまりに面白かったのでロイ・アンダーソン監督のその他作品を探し『散歩する惑星』を借りました。
これまた、面白い！、愛おしき隣人よりブラックな部分が強いのですが、大傑作だと思います。
カンヌ映画祭で審査員特別賞を受賞してるそうですが、私見ですがカンヌ映画祭受賞作品は審査員特別賞に面白い作品が多いと思ってます。
DVDにメイキングがついてたのですが、簡単に作ってそうなこの映画、大きなセットを組んで撮影していたのです！！
これには驚きました、1シーン撮るのにセット組などの都合なので1ヶ月かけてるそうです。
完成まで4年見習うべき部分の多い映画だと思いました。