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k-masui.comのブログ記事

巨匠のメチエ

2012.11.15  [No Comments]

初めて自分で監督した作品はつげ義春、寺山修司にばりばり影響受けた
イメージ優先の作品でしたが、2本目に作ろうとした映画は、ある意味大作でした。
平均的な学生映画の10倍ぐらいの予算と時間がかかっていると思います。
映画の創り方を色んな文献を読み漁って、巨匠と呼ばれる監督さん達の制作秘話などを
参考にして作ったので、『映画を撮ると言うのは妥協してはならない、思った絵を撮るために努力を惜しんではいけない!!』
と強く思って挑んだので、それに付き合わされた周りの皆はえらい迷惑だったと思います。
そして出来上がったのが『王将餃子edムービー』と言う8ミリ映画で自分ではなんじゃこりゃ~と言うできだったのですが
当時の自分の持っていた物は、精神的にも物理的にもすべて出し切ったので、もうこれで映画づくりは終わりだ!とある意味燃えつきて
おりました。
それなのに、なぜまだ作っているのかは、また書いて行きたいと思いますが、この映像を観て当時の気分を思い出したのでこんな
日記を書いてしまいました。

映画づくりの参考に読んだ一冊『巨匠のメチエ』です。

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