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許される殺人をテーマにシナリオを書こうと

書き始めて２年半、二転三転して結局

自分の書いた中では普通な話になったように思います。

自分はだいたい誰に演じてもらうか決めてから、

あて書きでシナリオを書くことが

多いのですが、今回は演者を意識しないで書いた分、

どんな映像になるのか

自分が一番楽しみにしております。

制作体制もなにも決まって無い状態で書いたシナリオなので、

これからが大変ですが

できると思って動いてれば不思議と完成するのが映画です。

主人公の初子（はつこ）は書いた

どのバージョンにも登場したキャラクターですが

彼女がラストでつぶやいた台詞は自分でも

ちょっと意外な台詞でした。

今はしっくりきてますが、数日後には違う

台詞で終わらせようと

考えるかもしれません。

ほとんど観た人がいないと思いますが、

自分の監督した中では

『夢来』に一番近いと思います。

今回は映画監督は出すのはやめようと思ってたのですが

結局、今ままでで一番パワフルな監督を

登場させてしまいました。

彼が暴力映画を撮り続ける動機が果たして

シナリオと言う文章で

どこまで伝わるのか不安がありますが、

今回書いた中では一番演出したい

エピソードになりました。

さて、これから舞台の稽古も始まるし

白崎映美中心映像も進めねばなりません。

それと前から考えていた、やくざ育成アプリの

台本もちゃんと作らねば

頑張りたいと思います。